私には、私が勝手に師匠だと思っているお茶の先生がお2人います。
そのお一人は昔むかし、お茶を習いたいとお願いした時に、あなたには教えない。弟子はとらないと断られた、年配の女性の先生です。
かわりに、時々お茶会を開いてくれ、なんの知識もない私を招待してくれたり、茶会の奥深さを知るきっかけとなる勉強会を開いてくれたり、かわいがってくださいました。
この話をすると長いので、置いておいて。その師匠が開いてくれた茶花の勉強会で、ふとつぶやいた言葉が、このタイトルです。
この葉は本当にいるのか?いらないのか。
正直、まだ迷っているんです。
花を見てそうつぶやいた先生の横顔がとてもチャーミングで、印象に残りました。
もちろん当時は、その葉っぱ一枚で何か変わるの?と理解していませんが、なんかここにあるんだなぁと。
私はわざわざ花を買って飾ることはしませんが、野の花はよく花びんに挿します。
その時にいつも思い出すのが、この言葉です。
とはいえ、自分は実践できているか?となるとこれが難しい。
葉っぱも取ってしまうと元に戻らない。笑
だから、多すぎるよなぁと思いながらも、いつも少し多めのままになっちゃうんですよね。笑
ぼん人には究極はムリだから、毎日に少しのエッセンスだなと思っています。
その方がいいなと思っています。
