今日の個別セッションで、クライアントさんが面白い反応をされました。
このクライアントさんは、
成功したいならすでにセオリーがあるのだからと、
「アレやれ、コレやれ。黙ってとにかくやれ。」
と他人から言われることに、抵抗がある。という話をしていました。
そんな葛藤について色々な角度からの質問と
感性アプローチのワークで、本当の課題を探っていきました。
セッション最初は、
「ちょっと無理をしすぎてしんどい」と自己分析をしたけれど、
実は、そこが課題じゃなかったんですよね。
セッションの最後に
「自分の思いを大切にする」という、
自分の信念をいったん捨ててみる感性ワークをしました。
すると、その方の反応が、意外とあっさりしていて、
なんだ、けっこうイケるやん、と。
”自分の思いを大切にすることに固執している”
ことに気づいた、というのです。
今まで積み上げてきた世界観が自信につながっているけれど、
それが、壁にもなっている。
新しいチャレンジは怖いけれど、自分の壁は超えていきたい、と。
地味だけど、根本的で良い気づき。
セッション最初の、
「今無理をしてしんどい」という自己分析を鵜呑みにすると
「ムリすることないよ。あなたはあなたのままでいい。」となります。
それも確かにそうなんだけれど、
そうばかりでもないのです。
実践を重ねるほど、端的な言葉で説明がしにくくなります。
「自分を大切にする」というと
今の時代は、良いイメージというか、共感が生まれやすいですね。
感性ラボでも、自分の答えを引きだし創るサポートをしているのだから、
自分の答えを大切にしようという提案をしています。
でも、今の自分に固執するのは、
自分守りをし過ぎてしまうこともある。
健全に自分を疑うことは
大人の脱皮に必要だなと改めて思いました。
※大人の脱皮は、サナギから蝶ばかりを指しません。
バッタもカマキリも、爬虫類も。
脱皮をしても、そのままです。^^
きゅうくつになった自分を脱皮する。
あなただったら、どんな気分ですか?
可動域が広がって、快適だと思うんですよね。
さてさて、あなたも一緒に
心のびやかに。^^
感性ラボ
金澤木綿