謹賀新年;年頭のごあいさつ 岡田裕之 2023

水泳に興味のない方も、まあ聞いて下さい。
何かの役に立つかもしれません。

水泳をしたことがあったり、スポーツが好きな人だと、想像できると思うのですが・・・。

「水中でブクブクと吐いて、吸うこと」
「しっかり最後まで水をかき切ること」
「練習で手を抜かないことで力がつく」
「力強いキックが、推進力につながる」

これらは、コーチが選手に用いるフレーズで、多くの教本にも書かれていることです。
そしてこれらはすべて、正しい指導です。

ただし、正しいことが、自分にも当てはまるかどうかは別ものです。
実は私、ジャパンマスターズ入賞を目指しているのですが、練習が嫌いです。

これ、短距離の選手あるあるだそうです。
私はこれまで、速くなりたいと、一所懸命に練習に参加してきました。
今年は、世界マスターズにも挑戦したい・・・。

ところが、最近は、タイムが伸びません。
それどころか、腰も肩も痛めていて、おまけに高血圧。
仕事も多忙で、ついでにお酒も飲むし、のんびり好きな人間です。

そんな私が、まじめに頑張ってみても、結果につながらない。
ということに、恥ずかしながら昨年、ようやく気づきました。

そこで、たどり着いたのが、「大人のらくらくスイム」
これ、実は、社長さんたちの個別サポートでコーチしていることが、基になっています。

中小企業の社長さんは、経営という長い距離を泳ぐ人です。
そんな人が、がむしゃらに泳いだところで、息切れしてしまうだけです。

また経営者は、ここぞという時の心の瞬発力が重要です。
全身に力が入った状態では、結果につながらないのです。

大人のらくらくスイムに、話を戻します。
私が、たどりついた、結果につながる大人の泳ぎ方は、次の通りです。

「水中では息を止めて、肺を浮袋にする」
「最後までかききらず、さっと手を抜く」
「練習で手を抜くことで、基礎力がつく」
「軽いキックで下半身を浮かせて、進む」

前出の正しい水泳の逆ですが、なにも否定したいわけではありません。どうかご理解を・・・。
教本に書かれていることは、若い人や選手を前提とした、あくまでも理想にすぎません。

そして、多くのコーチや指導者は、私よりも、はるかに若い。
いつも、どこかが痛いおっさんのことなんて、実感しづらいことでしょう。

あ。ちょっと、愚痴が入りました。
言いたいのは、「瞬発力は普段の安定があってこそ」、ということです。

ここまで、
私が気づいた「大人のらくらくスイム」にお付き合いくださり、ありがとうございました。

これは、何かの役に立つかもしれないと思い、今年最初のメッセージとしました。
私は昨年、6本の企業研修を連続で行いました。私史上、最高の連職記録です。

明日、1/4で57才になります。
「あの若くてカッコよかった岡田先生ももう少しで60かあ・・・。」なんて声が、聞こえてきています。

それこそ45才のころまでは、がむしゃらに仕事をして、玄関先で倒れ込んだことは、何度も。

よくアーティストが、コンサートでヘロヘロになられますよね。
あの集中具合で、しかもたった一人で、参加意欲があるとは限らない人を引っ張っていく。
そんな状況が、続くとさすがに、脳疲労を起こすんですよね~。

それでも、こうやって元気にやり続けらるのも、心と体の健康あってのことだと思います。
水泳をライフワークにしていて、本当によかったと思います。

さて、今年は、大きく飛躍する年にしようじゃありませんか!
全身に力が入った状態では、飛べません。

経営者、リーダーにとって、大切なことは頑張ることではない。
結果を出すことです。

さて、まずは、深呼吸から!

人と組織の再創造の専門家
ヴィ・ホライズン株式会社 代表取締役 岡田裕之

1月3日2023年

 

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あけましておめでとうございます
岡田裕之とともに、
本年もどうぞよろしくお願いいたします

正月休みがあけたら、さあまたやるぞ!
と帯を締め直すみなさまに、
元気の出る動画をお届けいたします。

岡田裕之のReKyo対談
再創造の神様!株式会社のぶちゃんマン滝下信夫社長
「私みてもろたら、あんたもなんとかなる、思うちゃいますか?」
 
https://kansei-lab.com/archives/11336

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事務局 金澤ゆう