本科マスター育成4日目:可能性が広がる視点のもちかた

昨日は感性Artメソッド.マスター育成クラス4日目。めったにない、男性比率の高い一日でした。
前日は岡田裕之の企業研修があり、テーマが「共感型セールス:交渉とプレゼン」でもあったので、朝から共感型セールスの話になりました。

●感性Artメソッドのワークショップ、一番の魅力は?

個人でも企業でも、岡田裕之のワークショップの一番の魅力は、岡田裕之が答えを言わないことだと思います。事例はいくつも出しますが、「あなたにとっての正解は、あなたの中にしかないですよ。それを見つけていこう!」というスタンス。

藁にもすがりたい依存的な人には、じれったいかもしれませんが、その他人の意見ばかりにグラグラさせられるから、自分が見えなくなっているんですよね。そこから脱却して、あなた自身が自由になろう!というのが、感性Artメソッド・岡田裕之の考え方です。

つまりは、依存体質から自立型へ、思考の体質改善をしていけます。仕事でも家庭でも、この自立型思考がベースにあってこそ、質の良いコミュニケーション、人間関係が生まれます。

 

●テーマ;可能性が広がる視点のもちかた〜メタ・コミュニケーション〜

さて、本科マスター育成クラス4回目。

コミュニケーションには色々なスタイルがあります。メタ・コミュニケーションは、頭で考えても分からないことが、すーっと腑に落ちて理解できる思考方法です。

マスター育成クラスの目的は、【自己理解】と【成長場の創造】の2つがあります。そのため、クライアントとコーチ役に分かれて深い気づきの体感ワークを行いながらも、それをコーチが行う意味合い、効果も理解していくように構成されています。

今回は、メタ・コミュニケーション。これは抽象度の高い、高い所から見おろすような視点を持ったコミュニケーション。という意味です。

一日かけて、自分の中で整理がつかない課題を取り出して、メタコミュニケーションの効果を学びました。

1 日常の中では、理解したくてもなかなかしっくり受け入れられない課題に気を取られてしまう現状を認識する

2 理解できない課題を、感性Artメソッド・思考のフレームを使って、状況を分解し整理する

3 さらに、「メタ」という思考フレームを取り入れて課題を捉えていくワークをすることで、メタの効果を認識する

 

「メタ・コミュニケーション」は、リーダーやコーチにはとても大切なコミュニケーションスキルだと思います。

受講生のみなさんは、自分の課題を解決することが一番の目的なので、1~2回の受講ではこの構造や自分自身がやっていることを理解してはいないと思いますが、深い体験をすることで、その価値を深いところで理解していけ、結果、その感性Artメソッド・思考フレームを身に付けることができている状態になります。

 

●受講生のフィードバックより

・この件については相手の立場に立ってずっと考えてきた。けれど、ただ考えているだけでは、この気づきは発見できなかった。

・久しぶりに参加した受講生、一年ぶりに来ても新しい発見がたくさんあった。やはり定期的に通って行きたい場所。

・ワークの手順を覚えることがコーチとしてのスキル向上だと考えていたけれど、一番大切なことは素の自分が何を思っているか?そのあり方なんだと理解できた。一生忘れない日になった。

 

感性ラボは、お茶の稽古と似ているよね!と、お茶仲間と話しました。まさに。型を使うけど型がなぞることが真の目的ではなく、心の稽古場そのものだなぁと思います。

まずは非日常のワークショップという環境で思考のフレームを使ってトレーニングし、感性Artメソッド・思考のフレームを理解することで、少しずつ日常の中で出来ていること、出来ていないことを認識できるようになるんですよ。

一生ものの心の技術、一緒に磨いていきませんか?

京都では5月ゴールデンウィークから。静岡では、6月から本科育成クラスが始まりますよ!

 

ワークショップ開催日程