こんにちは!
そろそろ青空がみたいですね~
岡田裕之です
今日は、自分の中の答えを知るシリーズ2回目。
お題は、「夫に優しくできない~」です。
感性Lab.のパーソナル・コーチングで頻繁に登場する課題です。
本当は夫に優しくしたい。なのに、ついムカッと来たり、イラっと来たり・・・。
●優しくしたいのに、優しくなれない
クライエントさんの話を聞いていると、本当は優しくしたいのに・・・という意見がほとんどです。
もちろん、夫が重大な過ちを犯した場合に、自分が我慢すればいいなどということはなく、堂々と主張はすべきです。
ただし、「冷静に」というところが、とても大切です。
男女で基本的なマインド構造は変わりません。しかし、文化的なものや、ホルモンの関係などによって特徴があるのは当然のことです。
女性は古来から環境を守る役割を果たしてきたため、危険なものを察知する能力にたけているという傾向があります。
それだけに、「嫌なこと」がマインドに張り付きやすいとも言えます。
現代社会では、トラに襲われることはなくなりました。
でも、怖いものを大きくとらえる傾向が、まだ残っているのです。
もちろん。
そのことが安心な暮らしを支えている、ということは、言うまでもありません。
でも、当の本人は、敏感すぎて困る・・・という事実もあるのです。
●二階から自分たちを見てみる
その問題が、夫に非がある場合でも、自分の思い込みグセであっても、上手に自分の感情を運転することが大切です。
ポイントは「冷静に」。というところです。
でもどうやって?
と思うかもしれませんね。
意識を一段高いところに置くのです。
例えば、リビングで夫婦喧嘩をしているとすると、そんな自分たちを、もう一人の自分が2階から見てみる。
そんなようなことです。
そうすることで、冷静に物事をとらえやすくなりますよ。
あなたにも経験があると思います。「怒り心頭で、うまく言葉が出ない」。なんてこと。
これは明らかに、「マインドの働きが鈍っている状態」です。
なぜ、そうなるのかと言えば、次元が下がるからです。
「2階から自分たちを見る」という行為は、意図的に、見ている次元を一段上げるということなんです。
●相手の感情に巻き込まれない
一段高いところの視点を持つことを、専門的な言い方をすると「メタ認知」と言います。
実はこういう能力は、あらかじめ人間には備わっていて、誰にでも訓練できることなんですよ。
例えば、人がけがをしていると、自分も「イタ!」という気持ちになること。ありますよね。
これも、共感力の一つですが、時には自分のストレスにもなります。
その一方で、看護師さん。彼らは職業的に訓練されていると言えるでしょう。
「痛いよね~処置しましょね」と一段高いところから患者に共感を示すことが出来ます。
弁護士さんなんかもそうですね。
あ。私のよう職業もそうですし、あなたにもそんな場面がいくらでもあることでしょう。
このような「共感力コントロール」が日常でも使えると良いと思いませんか?
それを可能にしてくれるのが「メタ認知能力」なのです!
●自分の中にある「想い」が行動を決める
夫婦の問題であれ、お仕事上の問題であれ、ややこしくなったら「2階へあがれ!」
これが、人間関係をよりよいものにしてくれます。
冷静に、自分たちを見ていると、あることに気づくことでしょう。
それは、言葉や行動の背景にある「想い」の存在です。
例えば、「飛行機に乗る」ということの背景には「旅に出るという想い」や、「急いで目的地に移動したいという想い」などがあります。
そして、これら想いの中身は人それぞれで、別々の信念が心の中に横たわっていると言えます。
夫婦問題に話を戻しますと、例えば「部屋を片づける」という同じ行動の背景にも、別々の「信念」があるということ。
「人に見られても美しいことが整理」という信念の人もいれば、「必要なものが手の届く範囲にあることが整理」という信念の人もいるわけです。
ここを知ることが出来ると、とても気持ちが楽になります。
夫婦がこのあたりの話し合いができることが、本当は望ましいところです。
●自分の中の答えの出し方
でも、ちょっとうちはムリかな?
そういうあなたはせめて「メタ認知」
2階へ上がって、お互いの信念を冷静に見つめてみることです。
どんな人間関係でも、相手を変えることはできません。
わが子でもコントロールできないのですから。
もともと他人である、夫の信念を変えようとしても、それはムリでしょう。
ざんねんながら・・・
え?
私は、長年それをしようとしていたかもしれない?
ああ。そんな自分もいることでしょうね。
安心してください!
私もそんな時、ありますよ。
ただね、自分の信念に気づいて、それをうまく運転できれば、人生はとてもうまく回り始めるよ!
そのためには、「自分の中の答え」を知る方法を知ることです。
感性Lab.では、「一般論的な答え」を教えるということはしません。
それをしたところで、分かった気になるだけで、根本の解決には至らない。ということを、たくさんの経験から知っているからです。
体感ワークを活用して、純粋な自分の気もちに触れる。
私たちのセミナーでは、そんなことをやっています。
ぜひ!体験しに来てほしいと思います。
「夫婦」は成長していくものです。
お互いの人生の中で環境も、心も変化していきます。
変わらなきゃ!
と思ったら「人生の局面」にさしかかったということ。
ときには、じっくり見つめてみませんか?
自分の心。
今日はここまで
岡田裕之
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