営業においてマインドがどう売上に影響およぼすか?

感性Lab.の金澤木綿です。今日は、感性Lab.ビジネスメルマガの内容から、営業においてマインドがどう売上に影響およぼすか?を私の事例からお届けします。

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「営業力」について、
ある企業の元トップ営業マンの方と雑談した時の話です。

私は若い頃、紅茶のセミナーをたくさん行っていて、ある有名な洋食器メーカーの紅茶セミナーも担当していました。

各地のデパートや、東京ドームや、海外にもセミナーをしに・・。

 

この紅茶セミナー担当講師には、私以外に、抜群に評価を得ている女性がいました。

彼女とは、セミナー内容を共有していたので、やっていることはほぼ同じなわけです。でも、結果は大きく違いました。

そのメーカーさんが紅茶セミナーを開催する目的は、洋食器の魅力を感じて、購入につなげてもらうことです。

つまり、販売促進活動なわけですね。

彼女が紅茶セミナーを担当すると、抜群にティーカップやポットが売れました。だから、メーカーさんも大喜び!

 

でも当時の私は、鳴かず飛ばず。

あ、正確にいうと。
紅茶のセミナーとしてのクオリティーは高く、参加者の方のセミナー評価は高いのですが、茶道具の売上にはそれほど貢献していませんでした。

 

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今、感性Lab.で「マインドが先、結果は後から」という言葉を身体に浸透させるように深く理解し。

また、岡田裕之のもとで企業研修にも同行しサポートするようになり、あの時の中途半端な結果の理由がはっきりと分かります。

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当時の私の自己認識・マインドは、「紅茶のセミナー講師」だったわけです。

そして、とても視点が低くてはずかしいことですが、当時の私は、洋食器に対して懐疑的な視点を持っていました。

ある意味、洋食器という商品の魅力に対する疑問を持ったまま。

商品に対する共感をせずに、紅茶セミナーをしていたわけです。

 

だから、紅茶葉ということに対しては参加者から評価され、そのメーカーの紅茶はよく売れましたが、洋食器の売上には貢献しないんですね。

ちゃんと伝えるべき商品情報は、伝えているのに!です。

 

かたや、もう一人の講師は洋食器が大好きで、自分でもたくさんの器を手に入れていました。
だから、同じ情報を伝えていても、醸し出すものが違うんですね。嬉々として器の魅力を語るのです。

つまり、相手に伝わる情報は、言語情報だけではないということ。

内側で考えていること、感じていることが、表情や仕草ににじみ出ています。

 

■マインドとは何か?

意識しているものだけではなく無意識レベルも含めた、自分の内側の意識のあり方、心のあり方、気の持ちようです。

これが、言葉以外の情報として相手に伝わっています。

 

営業もマインド次第。

今の私はそこを深く理解しているため、今ではどんな商品でも売ることができるだろうと感じています。

冒頭の元トップ営業マンで部下育成をしてきた方に伝えたら、その通りだと言われました。

じゃぁ、どうしたらマインドを変えていけるのか??

 

営業においてと私が考えた場合

自分の売っている商品の好きなところ、良い点をたくさん発見し、共感することからだろうと思いますね。

 

これは、スキル習得の以前の問題。

自分では偏って見つけられないのであれば、うちの商品が好きだ!という方の声を聴いてみる。

これはマーケティングの話ではなく、
自分の中にある既存のマインドを壊していくために、おすすめしたいです。

 

長くなりましたが、こういう時代は価値が変わる。
多面的に自分の商品に対する共感を持っていると、アイデアって生まれやすいでしょうね。

がんばっていきましょう。

 

ヴィ・ホライズン株式会社
金澤木綿

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